安産灸

「赤ちゃんの誕生は楽しみだけど、陣痛や出産の痛みに耐えられるか不安・・。」 「腰が痛かったり、身体がだるいけれど薬を飲んだりできないなんて・・。」 そんな方に、おすすめなのが安産灸。安産灸は、妊娠中の身体の不調や、陣痛・分娩所要時間が少なくて楽なお産ができると、近年妊婦さんの中でも話題です。

安産灸って何?

安産灸は、お産や陣痛の痛みをやわらげたり、スムーズなお産で分娩所要時間を少なくするなどの効果があるツボ「三陰交」にすえるお灸のことです。
ここ2〜3年で急激に広まったり話題になりましたが、日本では1000年以上の歴史がある鍼灸治療です。

ツボの中にも、お産や婦人科に効くツボは多く、安産灸は主に、妊娠5ヶ月以降に胎動が始まってから三陰交にお灸をすえる安産灸や、逆子に効果がある至陰にお灸をすえる逆子の灸のほか、つわりなど、妊娠中のつらいところへの相談や鍼灸診療を行ってくれます。

最近では、産科知識のある女性鍼灸師が安産灸を行ってくれるところが、妊婦も安心して通いやすいことで評判です。

安産灸の効果

  • ママの体調を整える
  • 足のむくみ、だるさの解消
  • 陣痛が軽い
  • 分娩所要時間が短くすむ
  • 産後の回復を良くする
  • 母乳の出を良くする
  • 赤ちゃんの消化器系を丈夫にする

などの効果があるといわれています。
実際に初産なのに分娩所要時間が少なかったなど、安産灸をしていた産婦さんには難産の人が少なく、産後の肥立ちも良かったという経験談を多く聞きます。

また、毎日お灸をすえている間やすえ終わった後、とてもリラックスできるので妊娠中のリラックスというだけでも、安産灸はとても優れていると思います。

安産灸はどこで受けられるの?

安産灸は、お住まいのお近くの鍼灸院で行っている場合もありますし、鍼灸院によっては妊婦さんへの鍼灸をしないところもありますので、事前に電話帳などで近くの鍼灸院を調べて電話して確認してみるといいでしょう。
ネット検索で「北海道 安産灸」など、「都道府県名[スペース]安産灸」で検索してみてもヒットします。
また「安産灸ネットワーク」のホームページで、産科知識のある女性鍼灸師が安産灸を施してくれる鍼灸院を紹介しています。安産灸ネットワークで紹介している以外でも女性鍼灸師が安産灸を行っている鍼灸院は日々どんどん増えていますので、検索をしたり妊婦さんや先輩ママのお友達に聞いて探してみてください。

安産灸は自分でもできるの?

安産灸は、自宅でも行うことができます。
できれば毎日行ったほうがいいので、鍼灸院で安産灸を受けた方なら、自宅でのお灸のすえかたを教えてもらって帰ってきます。
近くに安産灸をやっている鍼灸院がなかったり、外出が難しい場合は、自分で薬局などで売られているワンタッチタイプのお灸で安産灸を行うことができます。

自宅での安産灸の行い方

安産灸は、5ヶ月に入って胎動を感じてから行いましょう。
三陰交は妊娠出産に大きな影響があるツボなので、安定期以降しか刺激を与えてはいけません。
食前食後30分以内、お風呂の前後1時間以内は避け、ゆったりとリラックスして行いましょう。


用意するもの

  • 市販のワンタッチ灸(せんねん灸など)
  • マッチ・ライター・チャッカマンなど(お灸に火をつけるもの)
  • 灰皿、水を入れた空き缶など(お灸を捨てるためのもの)

三陰交をみつけよう

左右の足の裏を合わせてあぐらをかいて座り、内くるぶしの一番高い部分に人差し指を当て、中指・薬指・小指をそろえて添え、小指の外側・足の骨のふくらはぎ側すぐ横にあります。内くるぶしから7cmくらいです。押してみると少し痛いです。そこが三陰交です。
とはいっても、素人にはツボをとらえるのは難しいので、できれば鍼灸師さんに「三陰交」のツボをとってもらうのが一番です。(安産灸を行っていないところでも、三陰交とお灸のすえ方を教わりに行ってみてはどうでしょうか?)


お灸をすえよう

せんねん灸などのワンタッチタイプのお灸を用意し、お灸の裏のはく離紙をはがし、火をつけて三陰交の上におきます。
リラックスして温かさが心地よい程度で、熱くなってきたらお灸を取り除きます。

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