妊娠中のカフェイン

コーヒーなどに含まれているカフェインが、お腹の赤ちゃんに良くない・・・ということを聞いたことがあるのではないでしょうか? コーヒーや紅茶が好きな人はもちろん、寒い時期の妊婦さんなら、お茶やコーヒーなどのホットドリンクを飲みたかったり飲む機会も多く、これはカフェイン入ってるのかな・・・いいのかなーと迷うこともあるでしょう。

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妊娠中のコーヒーはダメなの?

妊娠初期に一日コーヒーを8杯以上飲む妊婦は、妊娠の継続に重大な悪影響がある可能性があり、4〜7杯飲む妊婦でもその危険が2倍も高まるといわれています。
しかし、カフェインは気分をリラックスさせる効果があるので、一日1〜3杯のコーヒーは、妊婦のリラックスには良いといわれています。また、一日300mgまでのカフェインは妊娠への影響はないと言われています。
あまり神経質にカフェインの量にこだわりすぎるのもストレスの元でよくありませんが、一般的に良く飲むコーヒーや紅茶に含まれるカフェイン量を知っておくことで、一日に飲んでいい目安となって安心できますね。

カップ1杯(140ml)に含まれるカフェイン量

コーヒー

56mg

紅茶

70mg

お茶(玉露)

224mg

お茶(煎茶) 28mg
お茶(ほうじ茶) 28mg
ウーロン茶 28mg
お茶(番茶) 14mg
麦茶 0mg

コーヒーカップや湯のみの1杯の量で計算しています。
抽出時間などでも異なると思いますので目安にしてください。
玉露の場合は、小さな湯飲みで出されると思いますので実際にはもう少し少ないと思います。
意外なのはコーヒーよりも、紅茶のほうがカフェインが多いことですね。
家でコーヒーや紅茶を飲む場合は、マグカップで180〜200mlという方が多いのではないでしょうか?その場合は80mg〜100mgのカフェイン量になりますので、やはり一日に1〜3杯が妥当だということになりますね。
時間をかけてゆっくりくつろぎながら頂くと満足感やリラックス感が得られ、一日1〜3杯でも満足できると思います。

「四訂日本食品標準成分表」より

カフェインが胎児に与える影響

上記で説明したカフェインは妊娠の継続に悪影響だというのは、コーヒーや紅茶などのカフェインを含むものを全く摂取しない人と、大量に摂取している人との比較によって出されたものです。2003年はじめにデンマークの大学での研究結果がイギリスの医療雑誌に発表されたのを期に新聞などで報道されて認知されるようになりました。カフェインを摂取すると、胎盤を通じてママと同じカフェイン濃度でお腹の赤ちゃんに与えられます。身体も小さい赤ちゃんには大変な量のカフェインであり、またまだ内蔵が充分にできていない赤ちゃんにはカフェインを体内で分解して排出できません。カフェインは大量摂取すると、不眠や興奮、おちつきがないなどの副作用があります。また、胎盤の血流を減少させるとも言われています。実際に、生まれた子供が落ち着きがない、低体重だったなどという症例やカフェインとの因果関係は未だはっきりはしていませんが、念のためということを考えると避けてきたいものですね。

コーヒ党・紅茶党さんは、徐々に量を減らして!

妊娠する以前は、コーヒーや紅茶が大好きで、冗談でカフェイン中毒だと言っていたような方なら、妊娠が判明して急にコーヒーや紅茶などのカフェインが含まれるものを辞めたら、頭痛がしたり身体がだるい気がしたり、イライラしたりという禁断症状症状がでることもあります。
そんな時は、徐々に飲む量や回数を減らすようにしてください。小さなカップで数回にする、薄めのコーヒー・紅茶にするなどして、少しずつ減らしていきましょう。

それでもやっぱりコーヒー大好き、やめられない!という方には、カフェインを少なくしたコーヒーや、たんぽぽの根から作られるノンカフェインのたんぽぽコーヒーやたんぽぽ茶と呼ばれるものに変えてみてはいかがでしょうか?
たんぽぽコーヒーは、妊娠中のむくみや、出産後の母乳の出を良くするのにも効果的です。

紅茶党の方は、ハーブティーに変えてみてはどうでしょうか?
ハーブの中にも妊婦は控えたほうが良いハーブがあるので、選ぶ際には注意書きなどを確認しましょう。カモミールやローズヒップがおすすめです。

→『妊娠中のリラックス』・ハーブティー

授乳中にも控えたいカフェイン

「めでたく出産!さぁ、コーヒー・紅茶も出産前のように飲み放題だ!」…ちょっと待って!カフェインは母乳の中にも出てきてしまいます。カフェインはイライラさせたり興奮させる作用があるので、赤ちゃんがぐずったり疳の虫(夜泣きやヒステリーのような大泣き)をしてしまうことも。また乳幼児突然死症候群の発症率も、全くカフェインを摂っていないままと比べると多いことがわかっています。どうしても飲みたい場合は、授乳期間中のコーヒー・紅茶は授乳後のほうがおっぱいにカフェインが含まれる量がいくらかは少ないといわれています。かわいい赤ちゃんのためには、妊娠発覚〜授乳期間中までは、なるべくカフェイン摂取は少なめに、授乳後の一休みに少しだけにと心がけましょう。

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